仏壇の相場、適正価格はいくら?徹底調査してみた結果!全国平均購入価格は34万円

 

仏壇には相場や適正価格が無いとよく言われますが、株式会社 鎌倉新書が2017年に発表した「仏壇 購入実態調査2017」によると、仏壇の全国平均購入価格は34万円です。

また5万円〜15万円未満が24%と最も多く、次いで15万円〜25万円未満が22%となります。

ですので、約半数ほどが25万円未満であまり大きくなく、コンパクトな家具調仏壇やミニ仏壇と呼ばれるタイプが人気となって来ています。

仏壇は安いものは1万円ほどから数千万円まで存在し、家庭で使うものとしてはここまで差が開いているものは他にありません。

適正価格というのは難しいですが、現代の相場としては34万円前後を考えておくと良いでしょう。

仏壇の相場は種類によって違う!種類ごとに解説

仏壇は種類によって使っている素材/造りが違い、それによって相場も前後してきます。

種類ごとの相場を知って、自分が検討している仏壇の参考にしてみてください。

ここでは大きく4種類に分けてご紹介します。

仏壇の選び方についてはこちらのページで詳しく紹介しておりますので、併せてご覧になってみてください。

  • 金仏壇の相場…平均79.3万円…体感20〜80万円
  • 唐木仏壇の相場…330万円…15〜50万円
  • 家具調仏壇の相場…105万円…5〜40万円
  • 上置き仏壇(家具調)の相場…28.3万円…5〜20万円
  • (※仏壇屋さんにもよって、相場はかなり変わってきます。その性格上、ある全国展開している仏壇屋さんの1番高い仏壇と1番安い仏壇を同数ピックアップして抽出した平均と、全国の仏壇屋さんをチェックしている筆者の体感を掲載しました。)

このようになっています。

仏壇の全国平均購入価格と比べると、また少し違って来ます。

ぜひこちらも参考にしてみてください。

価格を大きく変える要素とは?

次に、かなり大きな差が開く仏壇ですが、どのような要素によって価格が変わってくるかについても見ていきましょう。

価格の差の要因が分かれば、仏壇を見た時にある程度価格の理由が見えてきます。

サイズ

サイズが大きくなればなるほど、材料が必要になりますし技術が必要となります。

ですので、サイズは価格と比例します。

仏壇のサイズは種類よって単位が変わり、基本的にはその単位によって三辺の長さが決まっています。

上置き仏壇…号

高さ(cm) 幅(cm) 奥行き(cm)
16 49 32 26
18 55 42 29
20 63 48 34
22 72 53 38
25 78 58 40
28 86 72 50

・台付き仏壇…尺

高さ(cm) 幅(cm) 奥行き(cm)
40 122 62 52
45 137 62 52
50 152 73 58
53 161 75 60
55 166 78 63
57 171 83 67
大型 175 91 80
大型 180 115 90

・金仏壇…代

(前開き)

高さ(cm) 幅(cm) 奥行き(cm)
30 130 66 50
50 150 75 55
70 165 80 60
100 172 97 76
150 175 97 76
200 180 120 80

(三方開き)

高さ(cm) 幅(cm) 奥行き(cm)
50 152 75 61
70 165 84 70
100 180 96 75
150 180 111 79
200 192 138 81

となります。

素材

素材はかなり価格に差が出てきます。

唐木仏壇の場合、この素材による差が顕著になります。

主な高級素材としては、以下のものがあります。

・唐木

  • 黒檀(こくたん)
  • 紫檀(したん)
  • 鉄刀木(たがやさん)
  • 白檀(びゃくだん)など

・日本銘木

  • 欅(けやき)
  • 檜(ひのき)
  • タモ
  • 桐(きり)
  • 槐(えんじゅ)など

・海外銘木

  • チーク
  • ウォールナット
  • マホガニーなど

これらの素材が使われていると、価格がぐっと上がります。

また、これらの銘木が使われているとは言っても、割合が少ないこともあります。

現在では、高級と呼ばれている仏壇でも芯材という文字通り芯になる素材の、外側にだけ薄く切ったこれらの銘木が貼られているものが一般的です。

銘木を全体に使っているものは総無垢と呼ばれ、高価な仏壇となり重量もかなりのものになり、なかなか手に入りにくいです。

一見違いが分からないようで、この銘木の割合が違うと金額に大きな差が出て来ます。

造り

仏壇の造りも価格に直結する要素となります。

造りについては、価格が安いものから高いものへとご紹介していきます。

  • プリント…木目がプリントされているタイプ
  • 杢張り(天然杢)…薄くスライスした天然木を貼ったタイプ
  • 厚板張り(練り)…3mm以上の暑さの天然木を貼ったタイプ、一方、二方、三方、四方とランクが上がります

よく販売されているタイプは、厚板張りの一方、もしくは二方というタイプです。

三方のタイプになると高級の部類となり、四方の場合は店頭に置いていないことが多いでしょう。

維持費も価格の一部!アフターフォローにもよって変わる

店頭で支払う価格だけがその仏壇の金額とは限りません。

毎日こまめに掃除をしていたとしても、30年ほどで洗濯や修理が必要となって来ます。

またその価格はサイズ、汚れ方や修理の程度にもよって変わりますが、洗濯だけでも数十万がザラです。

そして引っ越しなどの場合、仏壇は引っ越し業者が取り扱ってくれない場合があります。

ですので、専門の業者を手配しなくてはなりません。

ですがこれらの維持費を、購入店舗のアフターフォローで割引になったり、いくつかの項目が無料になったりする場合には、価格自体が変わるとも言えます。

ここでは主なアフターフォローを紹介します。

  • 〇〇年保証…規定は店舗によって異なるが、通常使用の不備ならば保証してくれることも
  • 移動無料…プロに仏壇の移動をしてもらえば安心です
  • 無料点検…点検と同時に掃除をしてくれることも
  • 仏具購入時割引やポイント還元など…中にはTポイントを貯められるような場合も
  • 古い仏壇引き取り…仏壇の引き取りと共に、供養も行なってもらえることもあります

このように、アフターフォローの種類は仏壇屋さんによって様々ですが、これらのサービスを利用すると購入価格は変わりませんが、維持費の部分がずいぶんと変わって来ます。

仏壇屋さんを選ぶ時には、これらの点にも注目しておきましょう。

ネット通販と実店舗の価格差

仏壇の相場を調べ始めると、このネット通販と実店舗の価格差にビックリするかもしれません。

これにはいくつかの理由があり、メリット・デメリットがありますので、単に価格が安いからと安易に決めない方が良いでしょう。

ネット通販が安い理由

  • 人件費、店舗にかかる費用を抑えられる
  • 在庫を多く抱えなくても良い、または展示品が不要となる
  • アフターフォローの違い

などが挙げられます。

特に仏壇の場合には接客にも時間がかかりますし、直で接していると販売員の仏壇への知識などが分かってしまうため、教育や資格取得も必要となります。

それらの面でネット通販では抑えられるので価格にも反映されています。

またネット通販の場合には、宗派による仏壇の種類の違いなどの知識も必要となります。

せっかく購入しても、全く宗派の違うものを購入してしまい、買い直しとなってしまっては大変です。

これらの理由と、仏壇は非常にピンキリですので、可能な限り実物を見た方が良いでしょう。

店舗に行って実物を見るのが安心

仏壇購入に慣れているという方は少ないかと思います。

そんな慣れない買い物を不安がって購入するより、店舗で直に見て決めた方がその後の安心にも繋がります。

仏壇店で購入する時には、キャンペーンを利用したりすることで、相場よりもおトクに購入することもできます。

「いい仏壇」という仏壇店紹介サイトを経由して、仏壇店に来店予約→成約すると最大30万円のギフトカードがもらえるキャンペーンもあります。→キャンペーンページはこちら

このように確かにネット通販では、本体の価格を抑えることができますし、一概に良くないとも言い切れませんが、仏壇屋さんでの購入でも賢くおトクに購入することができます。

優良店を見分けるには

良い仏壇屋さんを見分けるには以下のポイントを押さえておきましょう。

  • 仏壇公正取引協議会の会員かどうか
  • 全日本宗教用具協同組合の加盟店かどうか
  • 口コミでの評判が良いか

など上記のポイントは必ずチェックしましょう。

仏壇屋さんの中には、確かに良くない仏壇屋さんも存在しています。

不要な仏具などを押し付けてしまったり、仏壇の価格がもともと上乗せされていたり…など、言い出すとキリがありません。

ですが、あらかじめチェックしておけば安心です。

いい仏壇では、全国の仏壇屋さんを網羅しており、口コミも書かれていて、一部の店舗は運営の方の取材記事も掲載されており、お店の雰囲気が随分とわかりやすくなっています。

ぜひこちらもチェックしておきましょう。→いい仏壇

よくある質問

よく起こりがちな質問をまとめておきます。

こちらもぜひ参考にしてみてください。

安い仏壇だとちゃんと供養できないは迷信

もちろん、考え方でもあります。

高い仏壇は長く持ちますし、見栄えも良いですが、だからと言って安いと供養ができないということとは関係ありません。

あくまで仏壇はメインではなく、大切なのは御本尊と故人を思う気持ちです。

早くに仏壇を購入したらいけないは迷信

基本的に仏壇を購入するということは、おめでたいことです。

仏壇という性格上、縁起が良くないというように思われがちですが、仏壇は家の中にお寺を建てるようなもので、仏壇購入は思い立った時が買い時です。

早くに準備しておくことで、もしもの時に困らないという点もありますし、節税として購入される方もいます。

購入後のお布施などの相場

仏壇購入後には、基本的に開眼供養が必要となりお坊さんを呼び供養を行なってもらいます。

もし古い仏壇がある場合には、そちらの仏壇の閉眼供養も必要です。

これらは、購入した仏壇屋さんが手配してくれることが一般的ですが、費用については別の場合もあります。

お布施は地域によってかなりバラつきがありますが、相場はおよそ5.000〜5万円となっています。

菩提寺に直接聞くか、世話役のような方がいる場合にはその方に確認してみましょう。

仏壇の相場はあくまで目安

一昔前であれば、だんだんと大きな仏壇を購入し、より高い仏壇を所有していることが一種のステイタスでした。

ですが、今はそれよりもライフスタイルに合うかどうかや、お部屋の雰囲気とマッチするかどうかの方が重要視されています。

相場よりも高い安いを気にするよりも、気に入るかどうかが大切です。

自分に合った仏壇を見つけてください。

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